タマちゃん、元気にしてる？ごめんね…(>_<)

昨日は、アゴヒゲアザラシ“タマちゃん”の捕獲騒動があり、結局、失敗に終わったのだが、私はタマちゃんと同じ区民ということもあり、あらためて、タマちゃんのことを考えさせられた。
それにしても、『タマちゃんを見守る会』は前からよく知っていたが、『タマちゃんを想う会』もあったとは！
タマちゃんをこのまま見守るべきか、それとも、北の海へ返すべきかは、いろいろと考えると判断が難しいが、いずれにしても、今回、捕獲作戦を繰り広げた動物保護団体『マリンアニマル・ライフライン』の短絡的なやり方には呆れてものも言えない。しかも、神奈川県横浜治水事務所に“川の環境調査をする”と虚偽の届け出をしたりして、そんな団体のやることは全く信用できない！

捕獲騒動以来、タマちゃんの姿が見えないそうなので、きっと、タマちゃんは恐ろしい思いをして、どこかで、まだ怯えているんじゃないかとスゴイ心配だったが、とりあえず、『タマちゃんを見守る会』の掲示板の管理者の話によると、

『網に囲まれた時も、慌てる様子もなく、
網が10m位に近づいた時は20数名いた（ダイバーも6人が潜っていた）
捕獲メンバーの誰にも気づかれることなく、網を通り抜けていました。
（タマちゃんすご〜い）
その後、いつもの海に帰っていくように、
ゆっくりと7〜8分おきに、顔を出しながら、25分かけて平沼橋まで行き、
海に帰って行きました。（朝7時50分）
自分が捕獲されようとしたなんて、気づいてもいない様子でした。』

…ということなので、ちょっと安心した。

先日、タマちゃんが私と同じ区民になった時は素直に嬉しかったが、タマちゃんにとっての本当の幸せとは、一体、どうすることなのだのだろうか…？
ちなみに、今回、タマちゃんを捕獲しようとした団体の計画では、タマちゃんを毛布でくるみ、担架にロープでくくって飛行機で空輸し、北海道・紋別付近の海岸で海に放す予定だったそうだが、このやり方は、どう考えても、タマちゃんにとってダメージが大き過ぎると思う。
今回の騒動で、捕獲の難しさを感じたし、何より、タマちゃんは、自らこの帷子（かたびら）川を選んだのだから、無理に他の場所へ移すことを考えるよりも、区民が一丸となって帷子川をキレイにするように心がけ、少しでもタマちゃんが住みやすい環境に調えて行くことが、一番、大事なのかもしれない。
皆さんは、どう思いますか？

★『タマちゃんを見守る会』タマちゃん情報の掲示板（携帯対応）
http://8325.teacup.com/fujitayy/bbs

★動物保護団体『マリンアニマル・ライフライン』のHP（英語）
http://www.stranding.org/