↓最後の方、書き直しました!(^-^;

今日、『眠れる森』(フジテレビ 主演:木村拓哉・中山美穂)の再放送(本放送は1998.10/8〜12/24)が始まった。
このドラマは、親からの精神的虐待や衝撃的な出来事によって心に深い傷を負ったアダルトチルドレンと それを取り巻く人間模様を描きながら、最後の神秘である「記憶と脳のメカニズム」を描くミステリー作品。
『どんな過酷な人生でも自らが受けて耐え忍び、あるいは過去を乗り越えていくことで人間は成長して行く。周囲はいくらか援助したり支えることはできても、人生を肩代わりすることは出来ない。そして、どんなに罪深い過ちを犯していようとも、すべてを引き受け、その人生を生きろ、人生のやり直しは不可能なのだから…』というテーマを提唱している。
考えてみれば当たり前のことだろうけど、ちょっと自分に言われてるような気がした。…てか、それが なかなか上手く行かないから、心の病とかになるんだよね…
(ちなみに、中山美穂が演じるのは、小学生の時、交通事故で家族を失い(←そう思い込んでいる)、当時の記憶が曖昧になっているが、結婚を前に当時の手紙を発見したことにより過去と対峙(たいじ)することになる大庭実那子役。一方の木村拓哉は、なぜか15年前の一家惨殺事件の犯人の行方を追い、また、大庭実那子の過去から現代までも知っている謎多き男にしてライティングデザイナーの伊藤直季役。直季の父親 伊藤直巳(夏八木勲)は精神科医で、森のコテージで都会から来る人の心の病を治療している。)

昨日、偶然にも(また、偶然?)、『スーパーテレビ』(日テレ)で、記憶の障害『全生活史健忘』(記憶喪失)を抱えている女性を取り上げているのを見て、自分のことと重なり、記憶について いろいろと考えさせられた。
そして、とりあえず、『全生活史健忘』を調べてみて、分かったことは…

■記憶機能は、
?「記銘」(←記銘機能により“覚え込む”)、
?「保持」(←保持機能で“維持”)、
?「追想、あるいは、想起」(←追想機能によって“思い出す”)
の3段階から成り立つ。
実際に確認できるのは「追想」だけだが、理念上は上記のように考えられている。
(コンピューターに例えれば、データの入力作業が「記銘」、ハードディスクなどにデータを保存しておくのが「保持」、データを検索して取り出すのが「追想」。)

■記憶の障害は、大きく分けると記銘の障害と、追想の障害とに分けられる。

?記銘力障害は、
新しく物事を覚え込む能力の障害。
正常者でも、疲れてボーっとしている時等には記銘力が落ちる。
歳をとって、昔のことは良く覚えているけど、最近のことはなかなか覚えられないと言うのは、加齢に伴う生理的な記銘力低下。
病的には、意識障害や痴呆の際に典型的に認められ、その他の精神障害でも、注意・集中力や意欲の失われている時に、記銘力の低下が生じる。

?追想の障害には、
「記憶増進(病的に亢進(こうしん)している)」(←てんかんの一種や催眠状態の時などに見られる)、
「記憶減退(病的に低下している)」、
「記憶錯誤(事実とは違って変形された誤記憶、事実ではない偽記憶)」(←統合失調症(精神分裂病)やその他の精神障害の際に見られることがある。)
がある。

一般的に良く認められるのは、「記憶減退」。
正常者でも、覚えているはずのことが なかなか思い出せない「ど忘れ」という形で良く経験する。
病的に、ある程度まとまった期間のことが思い出せないことを「健忘(けんぼう)」と言う。
ある期間のことを全く思い出せないのを「全健忘」、部分的にしか思い出せないのを「部分健忘」と言う。

■「健忘」は意識障害に伴って しばしば生じる。
意識障害の回復後に、意識障害の生じた時点以前の記憶が失われているのを「逆行健忘(ぎゃっこうけんぼう)」と言う。
意識障害の回復後のある一定の期間の記憶がないものを「前向健忘(ぜんこうけんぼう)」と言う。
意識障害の回復期に健忘がなく、しばらくしてから健忘の時期が出現するものを「後発健忘(こうはつけんぼう)」と言う。

■記憶の障害の原因としては、
全ての脳の障害(外傷、脳血管障害、脳炎、薬物中毒etc.)があげられる(精神発達遅滞や痴呆ではほとんどの場合記憶の障害を伴う)。
精神分裂病や うつ病、その他の心因性の精神障害等でも記憶の障害を認めることがある。

■特殊な記憶障害としては、
?「全生活史健忘(または全般健忘)」
(自分の名前も年齢も家族も覚えていないのに、日常生活は普通に出来る、いわゆる「記憶喪失」のこと)
?「一過性全健忘」
(特に原因が見あたらず、意識障害もないのに、急に健忘が生じて、しかもそれが、24時間以内に回復するもの)
と言ったものがあげられる。

以上です。

私は、調べてみて、あらためて、自分のことが とても気になった。
子供の頃、長年、親から精神的虐待を受けていたので、私も、いわゆる『アダルトチルドレン』に当てはまると思う。まぁ、大人になって自分1人で生活出来るようになってからは、そんな昔のことは どうでも良くなってたんだけど、強迫になって、カウンセリングを受けたりしながら強迫になった原因を突き止めていた時に、子供の頃のことが関係してるんじゃないか?って話になって、子供の頃のことが気になり出し、思い切って、親に、昔、なんでそんなことをしたのか聞いてみた。だが、親は、“そんなこと記憶に無い”の一点張り!しかも、私のことを とても可愛がっていたとまで言った。全く腑に落ちなかったが、それ以上、親と話しても意味が無いと感じ、結局、その話は解決しないまま終わった。
もしかして、親が『健忘』、または、『記憶錯誤』しているのか、それとも、私に『記憶錯誤』の症状があるのか…?
私は、元々、記憶力が弱い。なので、あまり強く否定されると、自信がなくなって来る。特に、今は、強迫のことばかりに気を取られていて、かなり記憶力が弱っている実感がある。だが、子供の頃の あの辛い日々の記憶が誤記憶とは とても思えない。
よく、過去に戻りたいと言う人がいるけど、私は過去には戻りたくない。もちろん、強迫じゃない自分には戻りたいけど、それよりも、過去のことを全て忘れ、そして、強迫のことも忘れて、これからを 精一杯生きて行くのが理想。でも、過去のことを全て忘れるなんて無理なのは分かってるし、特に今は、そういうストレスになることを、極力、避けたいので、無理してはねつけず、逆に、全てを認めて受け入れるように努めている。あとは、これからの人生を精一杯生きて行くだけ!
…てか、過去のこととかを考え出すと変になりそうなので、ここで終了!(^-^;

そうそう、ミポリン(中山美穂)って本当に美しいよね^^いつも、テレビ画面をマジマジと見ちゃう!(笑)キムタクもカッコイイし、これからも『眠れる森』を見なくっちゃ♪

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