『新潟中越地震 どうする被災地ペット』
2004年11月1日 ニュース(時事・その他)<ニュース>
『新潟中越地震 どうする被災地ペット 動物救済本部を設置』
新潟県中越地震で小千谷市の目崎幸代さん(43)は、飼い犬と過ごすため車中泊を再開した翌朝、エコノミークラス症候群とみられる症状により命を落としていた。背景には、避難所内に犬や猫などを持ち込めない事情がある。ペットをどう扱うのか、余震や環境の変化で体調を崩すペットも出ている。こうした問題に対応しようと、県と動物愛護団体が動物救済本部を設置し、ペットを守る取り組みを始めた。
■ペット連れ不可で
小千谷市元町の新聞店員、柳沢智海さん(45)と妹典子さん(41)は、市総合体育館の玄関先で、雑種犬「マコ」の世話をしている。鳴き声などがトラブルの元になるため、ペットを避難所に入れられないからだ。
兄妹は、体育館に避難した26日から24時間態勢で交代しながらマコの面倒をみる。マコを毛布にくるみ、自分も毛布をかぶり寒さをしのぐ。睡眠時間は1日3〜5時間。智海さんは「マコは人間で言えば80歳を超える。体調を崩しやすいので他に預けられない」と話す。
■ペットもストレス
小千谷市総合体育館駐車場では、NPO(非営利組織)・犬文化創造ネットワーク(東京都)が窓口を設け、獣医らが相談に乗っている。3日間で約60人が訪れた。ストレスに関する相談が多く、「普段通りに遊んであげて」と助言している。近く犬50匹分の一時預かり所を同駐車場に設ける予定だ。大木政春理事長(42)は「ペットの快適な環境を整えることが、人間の安心につながる」と説明する。
■動物救済本部
救済本部は(1)義援金やボランティア募集(2)ペットフードなど救援物資の調達と被災地でのエサやり(3)迷い犬や猫の一時保護、里親探し――などを実施する予定だ。
県は地震後、飼い主からの要請に応じて、県内の動物管理センターでペットの一時預かりを受け付けている。全村避難をしている山古志村については、県が取り残されたペットの有無を調べている。環境省も近く新潟県に職員を派遣し、県担当者、動物愛護団体の関係者とともに、今後の対応策について話し合う。
救済本部の連絡先は
■日本動物愛護協会(電話03・3409・1868)。
義援金の振込口座は三井住友銀行 麻布支店 普通0964065。
・神戸市獣医師会の市田成勝獣医師(56)の話
被災者にとって、犬の散歩や世話をする間だけでも、震災以前の生活に戻ることができるので、ペットと触れ合うことで癒やし効果はある。ただ、動物が身近にいることを嫌がる人もいるため、ペットが好きな人とそうでない人の避難所を分ける工夫が必要だ。【小千谷臨時支局、永山悦子】
(毎日新聞) - 10月31日3時5分更新
新潟中越地震でmelodyが最も気になっているのは、いまだに生き埋めになっている人がいるんじゃないか?ということと、飼い主が避難所へ避難したあとに取り残されたペットや家畜動物のこと。TVで被災地の映像が流れる度に胸が締めつけられる思いがする…でも、ペットに関しては動きがあるようなので、ちょっと安心した。私も義援金を募金しようと思う。
<動物保護管理センター別動物保護状況>
※現在、一時預かりをしている被災動物の頭数
http://www2.pref.niigata.jp/niigata/Webkeiji.nsf/044b6ec4451a397749256a370030b085/49256b2c0011ba5b49256f3e002899f7?OpenDocument
『新潟中越地震 どうする被災地ペット 動物救済本部を設置』
新潟県中越地震で小千谷市の目崎幸代さん(43)は、飼い犬と過ごすため車中泊を再開した翌朝、エコノミークラス症候群とみられる症状により命を落としていた。背景には、避難所内に犬や猫などを持ち込めない事情がある。ペットをどう扱うのか、余震や環境の変化で体調を崩すペットも出ている。こうした問題に対応しようと、県と動物愛護団体が動物救済本部を設置し、ペットを守る取り組みを始めた。
■ペット連れ不可で
小千谷市元町の新聞店員、柳沢智海さん(45)と妹典子さん(41)は、市総合体育館の玄関先で、雑種犬「マコ」の世話をしている。鳴き声などがトラブルの元になるため、ペットを避難所に入れられないからだ。
兄妹は、体育館に避難した26日から24時間態勢で交代しながらマコの面倒をみる。マコを毛布にくるみ、自分も毛布をかぶり寒さをしのぐ。睡眠時間は1日3〜5時間。智海さんは「マコは人間で言えば80歳を超える。体調を崩しやすいので他に預けられない」と話す。
■ペットもストレス
小千谷市総合体育館駐車場では、NPO(非営利組織)・犬文化創造ネットワーク(東京都)が窓口を設け、獣医らが相談に乗っている。3日間で約60人が訪れた。ストレスに関する相談が多く、「普段通りに遊んであげて」と助言している。近く犬50匹分の一時預かり所を同駐車場に設ける予定だ。大木政春理事長(42)は「ペットの快適な環境を整えることが、人間の安心につながる」と説明する。
■動物救済本部
救済本部は(1)義援金やボランティア募集(2)ペットフードなど救援物資の調達と被災地でのエサやり(3)迷い犬や猫の一時保護、里親探し――などを実施する予定だ。
県は地震後、飼い主からの要請に応じて、県内の動物管理センターでペットの一時預かりを受け付けている。全村避難をしている山古志村については、県が取り残されたペットの有無を調べている。環境省も近く新潟県に職員を派遣し、県担当者、動物愛護団体の関係者とともに、今後の対応策について話し合う。
救済本部の連絡先は
■日本動物愛護協会(電話03・3409・1868)。
義援金の振込口座は三井住友銀行 麻布支店 普通0964065。
・神戸市獣医師会の市田成勝獣医師(56)の話
被災者にとって、犬の散歩や世話をする間だけでも、震災以前の生活に戻ることができるので、ペットと触れ合うことで癒やし効果はある。ただ、動物が身近にいることを嫌がる人もいるため、ペットが好きな人とそうでない人の避難所を分ける工夫が必要だ。【小千谷臨時支局、永山悦子】
(毎日新聞) - 10月31日3時5分更新
新潟中越地震でmelodyが最も気になっているのは、いまだに生き埋めになっている人がいるんじゃないか?ということと、飼い主が避難所へ避難したあとに取り残されたペットや家畜動物のこと。TVで被災地の映像が流れる度に胸が締めつけられる思いがする…でも、ペットに関しては動きがあるようなので、ちょっと安心した。私も義援金を募金しようと思う。
<動物保護管理センター別動物保護状況>
※現在、一時預かりをしている被災動物の頭数
http://www2.pref.niigata.jp/niigata/Webkeiji.nsf/044b6ec4451a397749256a370030b085/49256b2c0011ba5b49256f3e002899f7?OpenDocument
コメント