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『引きこもりで日韓シンポ 精神科医ら現状報告』

 韓国でも社会問題化しつつある引きこもりについて、同じアジア文化圏の日本と韓国の現状を紹介し、解決策を模索しようと、両国の精神科医らが参加した公開シンポジウムが8日、京都府宇治市の京都文教大で開かれた。
 「社会的ひきこもり」の著書がある精神科医の斎藤環さんは、日本で1970年代から、引きこもりが社会問題化してきた過程を説明。個人と家庭や社会の接点がなくなり、その状態で安定してしまったのが引きこもりで、「引きこもりが認識されることで、支援が行われるようになってきた」と話した。
 韓国の精神科医、李時☆さんは、1980年ごろに初めて、引きこもりの少年に出会って以降、問題解決に取り組んできた。

(注)☆は火ヘンに同
(共同通信)
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『日射少ないと消化器がん増 美白ブームに警鐘も』

 日射量が少ない地域ほど大腸などの消化器系のがんで死亡する人が多い−。皮膚がんのリスクを高めるとして日光に含まれる紫外線が目の敵にされる中、日光とがんとのこんな意外な関係を九州大の溝上哲也助教授(疫学)が明らかにし、米国の専門誌にこのほど発表した。
 溝上助教授は「美白ブームなどで極端に日光を避ける風潮が、消化器系がんを増やす危険もある」と指摘している。
 溝上助教授は、47都道府県の1961−1990年の平均日射量と、発生部位別にみた2000年の都道府県別のがん死亡率とを比較し、関連を調べた。
(共同通信)

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