深夜に『ジェネジャン!!「総集編」』(日テレ)を見た。
ジェネジャンと言えば、やはり、真っ先に、奥山 貴宏さんの その後の病状(←肺がんの)が気になる。
彼は、毎日のように、日記 (下記参照)を書いているので、本来なら、それを見れば様子が分かるはずなのだが、病気が病気だけに、気になっていながらも、つい、“もしも”の時のことを考えてしまい、今まで怖くて見ることが出来なかった…

今日のジェネジャンも、本当は見るのが怖かった。でも、思い切って見てみて、まだ、“もしも”の時が訪れてなかったことを知り、ちょっとホッとした。なので、久々に、彼の日記を開いてみた…が、だからと言って、体調が良くなっているはずもなく、前よりも ずっと辛そうだった…ちなみに、現在は、既に、医師に告知されていた2年の余命を過ぎてしまっているし(余命の告知より3ヶ月過ぎたそうだ。)、実際、彼の日記の様子からも、その“もしも”の時が、もう、いつ訪れても おかしくない状況だということが容易に見て取れた…

今日のジェネジャンは、「総集編」だったので、以前、放送された彼のVTRも流れた。その時、スタジオでは、命や自殺について話し合っていて、いつものように、激しいバトルが繰り広げられていたのだが、それを 黙って じっと聞いていた彼が、ついに重い口を開いた…みんな、彼の言葉を耳にした瞬間、今までの騒ぎがウソのように一気に彼の話に吸い込まれ、スタジオ内がシ〜ンと静まり返った。

『僕は、わざわざ死のうとしなくても死んで行く…』
『死ぬことよりも、死んで忘れ去られてしまうことの方が怖い…』
『誕生日の日に自分が生きているというだけでスゴイ嬉しい…』

…等と、淡々と話す彼の言葉1つ1つに本当にスゴイ重みを感じた…

彼は、自分が“生きた証”を残すために、『31歳ガン漂流』を出版したのだが、つい先日、その続編『32歳ガン漂流エヴォリューション』も発売されたそうだ。
(『31歳ガン漂流』、『32歳ガン漂流エヴォリューション』の詳細&購入は→http://melody920.kt.fc2.com/

彼は、こう付け加えた。自分が死んでから何年か経っても図書館の片隅にでも この本が置かれていて、それ見つけた人に、『あぁ〜、こんな人もいたね〜』と自分のことを思い出してもらえれば嬉しい、と…。

特に、死にたいと思ってしまう人は、彼の本や日記を読むと、そういう自分を変える きっかけが掴めるかもしれません…

■奥山 貴宏さんの『31歳ガン漂流』、続編『32歳ガン漂流エヴォリューション』の詳細&購入は…
http://melody920.kt.fc2.com/
■奥山 貴宏さんのHP http://www.teknix.jp/
■奥山 貴宏さんの日記(ブログ)http://www.publiday.com/blog/adrift/
■奥山 貴宏さんの日記 http://www2.diary.ne.jp/user/109599/

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